会社を経営しているといろいろな悩み事が出てきますが、その一つに売掛金の支払い遅延があります。
通常、取引先は売掛金をしっかり支払ってくれますが、比較的大雑把に物事を考えている取引先は売掛金の支払いを遅延してしまうことがあります。
売掛金を遅延されてしまうと資金操りに困ってしまう事もありますし、取引先が倒産して売掛金を回収できなくなる可能性もあります。
いろいろなリスクが考えられるので取引先に売掛金の支払いを遅延された時には、早めに回収することが大切になってきます。
そこで取引先に支払いを遅延された売掛金を回収する時に、どのような点がポイントになってくるのかしっかり確認していきましょう。
遅延している理由を把握する
取引先に売掛金の支払いを遅延された時は何かしらの理由があるはずです。
いい加減な取引先であれば期限を忘れていたり支払ったと勘違いしていることがあります。
また売掛金の支払いを遅延していることは理解しているけども、取引先が業績不振などで資金操りが厳しくなっていて支払いが出来ないという場合もあります。
最悪なケースは最初から払う意思がなくて取引先の方に悪意があるといった可能性もあります。
取引先に売掛金の支払いを遅延された時はいろいろな理由が考えられるのでまず理由を把握することが大切になってきます。
理由に適した方法で回収していく
取引先に売掛金の支払いを遅延された理由を把握できたら、今度は理由に適した方法で回収していきます。
取引先が期限を忘れていたり支払ったと勘違いしている時には、電話やメールなどで連絡をするといいでしょう。
取引先が売掛金の支払いを遅延していることは理解しているけど余裕がなくて支払えない時は、どのぐらいで支払いをしてもらえるのか意思を確認して回収していくといいでしょう。
また最初から支払う意思がなくて取引先に悪意がある時は、自力で回収するのは難しくなるので法的手段に出る必要があります。
取引先に売掛金の支払いを遅延された理由によって回収方法を使い分けてみるといいでしょう。